「日経新春杯」の 穴馬探し

「日経新春杯」の
穴馬探しを
お届けします。

日経新春杯は
1月15日(日)に
今年も中京で行われる
伝統のG2重賞です。

早速、
日経新春杯 in 中京の
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

【ポイント1】前走で前に行きすぎていた馬ではキツい?

→中京で施行された
近2年の当レースに限った、
前走3角位置別の成績を
診てください。

前から6番手以内 複勝率  8% 1.0.0.12
7番手よりも後ろ 複勝率26% 1.2.2.14

一目瞭然でしょう。
このように「前走で
前に行っていた」馬が
全然走れていないのが
日経新春杯 in 中京です。

タフな馬場状態、展開、
同じ中京の芝レースでも
2000mよりは差しが効く
2200mの元々の傾向など
要因は色々ありますが
ともあれココまで明確な
傾向が出ていますし、
しかも先週の中京の芝は
差しが効くようになって
いましたので、今年も
コレは参考にします。

【ポイント2】最終調教の「コース」に注目

→中京で施行された
近2年に限った、
最終調教のコース別の
成績を診てください。

栗東坂  複勝率  8% 1.0.0.11
栗東CW 複勝率36% 1.2.1.7
————————–
美浦坂  複勝率25% 0.0.1.3
美浦W  複勝率  0% 0.0.0.5

一目瞭然でしょう。
栗東坂路組が超低調。

中京芝も急坂有ですから
坂路組が好況でも
おかしくないのですが、
CW組が好調ですから
当レースで必要なのは
総合力であり、坂路で
追われるようなタイプの
馬ではレース適性的に
ややマッチしない、と
いうコトなのでしょう。

【ポイント3】最終調教の脚色にも注目

→中京で施行された
ココ2年に限った、
最終調教の「強さ」別の
成績を診てください。

馬ナリ 複勝率  0% 0.0.0.10
強め  複勝率17% 1.1.0.10
一杯    複勝率44% 1.1.2.5

別原稿でも記しましたが
このテのデータは普通、
馬ナリ馬の成績が良く
あらわれるモノ。

しかし、中京施行の
当レースに限っては
このように「全滅」。
しかも1・2番人気馬を
含んで全滅でしたから、
何かの「要因」があると
診る方がいいでしょう。

逆に一杯馬が好況です。
複勝回収率も352%。
ともあれ別掲愛知杯とは
まったく違う傾向です。