朝日杯FSの穴馬探し

「朝日杯FS」の
穴馬探しをお届けします。

朝日杯FSは
12月18日(日)に
阪神で行われる
2歳マイル重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、このレースは
舞台が阪神に移って
今年で早や9年目。

したがって、
今回ご紹介するデータは
すべて、阪神移行後の
近8年のレース成績を
もとにしたものです。

【ポイント1】阪神移行後の朝日杯「大穴馬」の共通項〈1〉

→阪神以降後、近8年の
朝日杯で2ケタ人気の
「超大穴」が馬券に
絡んだのは下記4頭。

2014年2着 アルマワイオリ   14番人気
2015年3着 シャドウアプローチ 11番人気
2016年3着 ボンセルヴィ-ソ  12番人気
2019年3着 グランレイ     14番人気

この4頭には
「共通項」があります。

前々走 or 前走で
使ったレースが
芝1400m戦。
しかもその際に逃げず、
好位 or 中位から差して
勝っていたのです。

14年 アルマワイオリ   前々走1400mで中位差し1着
15年 シャドウアプローチ 前々走1400mで好位差し1着
16年 ボンセルヴィ-ソ  前々走1400mで好位差し1着
19年 グランレイ     前走1400mで好位差し1着

直近レースで1400mを
勝った「スピードに
勝った馬」=距離適性の
印象的に、朝日杯では
人気を下げがち。

しかし、そんな馬の
「速さ」が当レースで
活きているのです。
むしろ穴探しの
好ポイントとなる、と
いうコト。穴党の方は
特に要注目でしょう。

【ポイント2】阪神移行後の朝日杯「大穴馬」の共通項〈2〉

→阪神以降後、近8年の
朝日杯で9番人気以下の
大穴馬が5頭も好走して
いますが、いずれも父が
パワー血統の馬でした。

14年2着 アルマワイオリ   父マツリダゴッホ
15年3着 シャドウアプローチ 父ジャングルポケット
16年3着 ボンセルヴィーソ  父ダイワメジャー
18年2着 クリノガウディー  父スクリーンヒーロー
19年3着 グランレイ     父ルーラーシップ

説明不要。まさに
パワー種牡馬だらけです。

瞬発力で軽快にキレる
人気上位馬に対するには、
同類の素養ではダメ。
まったく相反する素養で
こそ勝負になる、という
ことなのでしょうか。

【ポイント3】阪神移行後の朝日杯の「脚質」傾向

→阪神移行後8年の
「逃げた馬」8頭の
成績を診てください。
1頭も連に絡めず。

14年 アクティブミノル  5着
15年 ウインオスカー   16着
16年 ボンセルヴィーソ  3着
17年 ケイティクレバー  11着
18年 イッツクール    9着
19年 ビアンフェ     7着
20年 モントライゼ    10着
21年 カジュフェイス   14着

基本的には、好位~
中位からの差し込みが
よく届くレースです。
上がり最速・準最速の
馬のアベレージも高く
差し戦と認識するのが
ベターでしょう。

ですから「前走で
逃げた馬」の成績も
(0.0.1.15)と
非常に低調です。