デイリー杯2歳Sの穴馬探し
「デイリー杯2歳S」の穴馬探しをお届けします。
デイリー杯2歳Sは11月13日(土)に今年も阪神で行われる2歳のマイルG2。
G1朝日杯FSと同舞台・同距離でのステップレースとなります。
土曜施行ですのでさっそく当レースのポイントをお伝えします。
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【ポイント1】キャリア1~2戦馬のアタマが狙い目? |
→今年は阪神での施行となる当レースですがこのテーマは、開催場に関連性の薄い話ですのであえて掲載します。
近10年の当レースのキャリア別・成績は下記のとおり。
1走 勝率15% 複勝率31% 4.2.2.18
2走 勝率14% 複勝率31% 5.3.3.25
3走超 勝率 2% 複勝率25% 1.5.5.33
複勝率で診ると1走でも2走でも3走でも成績は変わりませんが、3走以上の馬はまったく勝ち切れていないのが特徴です。
素質馬も多々出走するデイリー杯の段階ですでに3走も4走も使っているような
いかにも「早期完成」のタイプでは、さすがに勝ち切るまでは厳しくなってくる、ということなのでしょう。
ですから、馬券的にはキャリア1~2走馬のアタマが狙い目ということになります。
【ポイント2】重賞連戦馬はあまり信用できない? |
→近10年の当レースにおける、前走別の成績を診てください。
重賞 勝率 6% 複勝率38% 1.2.3.10
オープン特別 勝率 8% 複勝率28% 2.2.3.18
1勝クラス 勝率 0% 複勝率 0% 0.0.0.8
未勝利戦 勝率10% 複勝率31% 3.4.2.20
新馬戦 勝率15% 複勝率31% 4.2.2.18
このように各項目の複勝率は、ほぼ同じ。
ただ、勝ちクラ数・勝率では重賞組が振るいません。
これも【ポイント1】と似た話になりますが、前走で重賞を使い、今回も(12月のG1まで待機せず)また重賞を使ってきたような超早期勝負型の馬ではこのあたりでそろそろ勝ち切れなくなってくる、という事なのでしょう。
【ポイント3】牝馬は苦しい |
→近10年の当レースの姓別成績を診てください。
牡 複勝率31% 8.9.10.61
牝 複勝率17% 2.1.0.15
このように牝馬が不振。馬券圏に好走した3頭も2・2・6番人気ですので牝馬はほぼ来ないうえに穴もほとんどあけないコトになります。
【ポイント4】前走1700m・1800mからの距離短縮組が苦戦 |
→今秋の阪神外回りの芝マイル戦における、最終調教の場所別の成績を診てください。
栗東坂 複勝率22% 7.6.5.64
栗東CW 複勝率26% 4.4.3.31
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美浦坂 複勝率 0% 0.0.0.2
美浦W 複勝率 0% 0.0.0.1
Cウッド組がわずかに複勝率で優勢ですが、Cウッド組には特徴があります。穴馬がよく走っているのです。
好走馬11頭の人気順は
3・5・11・4・5・3・6・1・5・2・10。
単勝回収率303%、
複勝回収率125%。
阪神外回りのマイルで「穴」を狙うなら、栗東Cウッド追いの馬、という状況になっている今秋の阪神開催なのです。