武蔵野Sの 穴馬探し

「武蔵野S」の
穴馬探しをお届けします。

次週末の中央競馬も
土+日で豪華4重賞の
編成。

武蔵野Sは
11月12日(土)に
東京ダート1600mで
行われるG3重賞。
チャンピオンズCへの
ステップレースです。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。

 

【ポイント1】父サンデー系の馬が大不振

→当レースのキモです。
近10年の当レースで
(2.3.2.40)複勝率は
たったの15%。

タフな持続ラップに
なりやすい一戦ゆえ、
そのような淀みのない
流れを苦手とする馬が
多い父サンデー系が
これだけ苦しんでいる、
という事なのでしょう。

 

【ポイント2】とにかく1枠馬が走らない

→近10年の当レースの
枠別成績を診てください。

1枠 複勝率 5% 0.1.0.18
2枠 複勝率32% 2.2.2.13
3枠 複勝率10% 2.0.0.18
4枠 複勝率25% 1.1.3.15
5枠 複勝率15% 0.2.1.17
6枠 複勝率30% 3.1.2.14
7枠 複勝率20% 1.2.1.16
8枠 複勝率15% 1.1.1.17

一目瞭然。1枠だけが
極端に走れていません。

しかも、
2着に好走したのは
2014年エアハリファ。
1番人気馬でした。
つまり、1番人気でも
勝てなかったという
コトにもなります。

内枠不利とよく言われる
東京ダート1600mですが
当レースに関しては特に、
1枠に入った馬がかなり
苦しんでいます。

 

【ポイント3】とにかく関東馬が走らない

→ダートのオープンは
ずっと「西>東」の
構図が続いていますが
当レースも例外では
ありません。近10年の
東西所属別・成績を
診てください。極端な
成績差です。

関東 複勝率 5% 2.0.0.38
関西 複勝率24% 8.10.10.90

京都で同時期に
重賞「みやこS」が
組まれているにも
かかわらず、わざわざ
東京へ輸送してくる
関西馬=それだけ
勝負気配が高いとも
言えるのでしょう。

 

【ポイント4】前走1700m~1800m組が大苦戦

→近10年の当レースで
前走1700m~1800mに
出走していた馬の成績が
(0.1.3.31)と大不振。
複勝率11%です。

トラックを1周する
ダート1700m戦&
1800m戦と、半周の
東京ダート1600mでは
レースの質・流れが
大きく違うことが
当傾向の要因でしょう。

但し前走2000m組は
(1.3.1.7)と成績良好。
ちなみに、好走した
5頭のうち3頭は大井の
ジャパンダートダービー、
残り2頭はシリウスSを
使っていました。格が
効いた3頭と、前走から
詰めた間隔で使ってきた
2頭という事になります。